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サバニ帆漕レース実行委員会から電話

昨日、座間味サバニ帆漕レース実行委員会の窓口担当者から、電話があった。今年のレースへ参加しませんかとの、ご案内だった。

座間味島からのサバニレースには、これまで3回参加させていただいた。二回目の参加の時は、運良く三位となることができた。そのせいかどうかはわからないが、三回目の参加の時は、レース前のインスペクションで、とても不公平で不愉快な扱いを受けた。そこでレース実行委員会に対して、要望書を文書で送付したが、何らの返答もなかった。そこへ突然の参加案内をいただいたので驚いた。

「しかるべく対応をいただければ、参加を検討させてもらいますよ。」
「レース実行委員会のメンバーも替わったので、では文書で回答できるよう責任者へ連絡します」
初めての真摯な対応だ。期待しておこう。

第1回南城市長杯帆掛けサバニレースの案内が届いた

第1回南城市長杯帆掛けサバニレースの案内が、郵送されてきた。2010年9月26日(予備日10月3日)に、沖縄県南城市にある、あざまさんさんビーチで、実施されるとのことだ。申し込み締め切りは9月13日と記載されている。今回は4回目の開催であるが、表記のとおり改名したようである。

昨年はサバニ・ヘンサーで参加させて頂き、メンバーの角田さんがお世話になっている。そのときのレポートは、こちらをごらん頂きたい。

第1回南城市長杯帆掛けサバニレース

第1回南城市長杯帆掛けサバニレース

今回のサバニ・レースの案内文の末尾に、手書きの一行が、赤色で記載されていた。

「グラスファイバー製の艇は、順位外の参加となります。」

昨年は、多様なサバニの参加を歓迎するとのことで、ヘンサーもありがたく参加させて頂いた。このような制限は、サバニ愛好者の裾野を広げるためには、誠に残念なことである。これではサバニ・マニアが中心のイベントとなり、周辺の単なるサバニ好きは参加するのをためらう。裾野であるサバニ・ビギナーの広がりなくして、トップレベルだけの大会では、精彩を欠いてしまう事となるのではと心配する。

木造サバニへのこだわり

広い心で、来るものを歓迎する文化を誇る沖縄の人たちが、なぜ木造艇にこだわるのだろうか。それは、サバニは木造でなければならない。古式サバニこそ本物だというこだわりが、制限を設けさせることにつながっているのではないだろうか。

しかし木造サバニにも、多種類の構造が存在する。初期のくり舟構造のサバニ、明治後期から始まった本ハギ、昭和後期に開発された南洋ハギなど、多様な木造構造を持つサバニが存在する。いったい古式サバニとは、どの年代のサバニをさして言うのであろうか。
また木造サバニといえども、現在では外板やカーラ(キール)のはぎ目に接着剤を使用し、ステンレスのねじを要所に使っている。いったい本物とは、どれを指すのだろうか。

多様な構造のサバニが実在

糸満の海人自身は、構造にはこだわりがない。本ハギでも、南洋ハギでも、グラスファイバーでも、自分の予算と漁の用途に合わせて使用してきたのだ。太平洋戦争後は、米軍飛行機のアルミ製燃料タンクさえも利用し、サバニの一種に仕立てている。

サバニは今や、漁船としてだけではなく、プレジャーボートの一種として利用されるようになってきた。沖縄各地で開催されるサバニレースやクルージングに、多くのサバニが参加する。これらのサバニは、漁船ではない。レースやクルージング用に建造された、プレジャーボートとしてのサバニと言えよう。

レース関係者はその現実を直視し、多様なサバニが広がっていくことに関心を向けて頂きたい。そして木造艇マニアを歓迎するだけではなく、ビギナーにも制限を設けずに、門戸を開いて頂きたいと願う。サバニの輪が広がってこそ、本物の価値は一層高まることになろう。

糸満海人工房の上原謙さん

海人工房の上原謙さんが、ANAの機内誌「翼の大国」7月号に掲載されている。上原さんの自宅に併設されていた、私設博物館「海人工房」は現在、糸満海のふるさと公園に移転している。展示品はずいぶん整理されて、見やすくなった。糸満の漁業と漁具を勉強するには、もっともふさわしい場所だ。上原さんのお話を聞いているだけでも、一日が過ぎてしまう。サバニの歴史と構造になると、思わずこちらも熱くなってしまう。

過去の遺物を保存するだけでも、大変な努力が必要とされる。しかし上原さんは、それだけではない。サバニ、ミーカガン、ゥエークなどの製作技術そのものを伝承している。まことに希有な、糸満の宝といえよう。

サバニ・ヘンサー・チーム、「帆かけサバニレース in やんばる」参加報告

【4/25(日) 快晴、軽風】

・  06:30 起床、07:00 朝食。沖縄に来て初めて、沖縄を感じさせるお天気。

・  08:00 ビーチにて、レース申込み。ヘンサーのエントリーNo.は「8」。
参加費1,000なのに、お昼のランチ・プレート引換券付き!

・  09:00 開会式。名護市長による挨拶&開会宣言。その後、ビーチへ移動し、事務局からレース・コース等の説明。
「フーカキサバニ」事務局から同乗くださる方4名をお世話いただき、これで準備完了。
会場には糸満「海人工房」の上原 謙さん、南城市のサバニフェスタでお世話になった具志堅さんがお見えになり、声をかけてくださいました。

・  10:00 レース・スタート! 漕ぎ手と風に恵まれ、ヘンサーは16艇中、8位。昨年、南城市のレースで優勝したエミ丸とデッド・ヒートを演じた女海想は3位、優勝は新夏丸でした。
ビーチに近い全長5kmのコース、実況中継あり、プレスボートも出て、観客と一体感のあるレースを楽しみました。乗艇いただいた皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました。
レースのあった西側のビーチは、午後の「ワン・メイク(ワン・デザイン)レース」の会場になるので、体験乗船会場となる東側のビーチへ移動。

・  12:00 順風&新風のメンバーの皆さんの仲間に入れていただき、一緒にランチ・プレートをパクつく。お仲間のシェフ特製のビーフ・ストロガノフ!ご馳走になりました。美味しかったです。

・  13:00 体験乗船会へ参加。出艇したサバニは10艇以上。
大勢の方が、いろんなサバニに乗って楽しんでいるようでした。地元の人だけでなく、那覇からお子さん連れで来ている家族もあり、盛況でした。
少し風が上がってきたものの殆どアビームの風で、漕ぐ手を休めても楽しんでいただける絶好のコンディションでした(ヘンサーは5回ほど出艇)。

・  15:00 体験乗船、終了。片付けのため、西側のビーチの西端へ移動。
昨晩ご一緒した皆さんがお手伝いくださり、あっという間に、アウトリガーやマストの取り外しを完了。
ビーチにいるそれぞれのサバニのメンバーが力を合わせ、トラックへ積み込む場所までサバニを移動。ヘンサーも一緒に運んでいただきました。ありがとうございました!

・  ~日没 濡れたライジャケやセールを乾かしながら、ゆっくり休憩。
日が傾くと風もあり、すがすがしくて気持ちがいいので、陸送の準備もはかどりました。
気がつくと、テント等の片付けを終えた事務局の皆さんが、自分たちのサバニを西隣りの天然ビーチへ移動し、陸揚げ。残照の中にシルエットが浮かび上がり、「絵になる」景色。

・  19:00頃 本日分のサバニの陸送に大忙しの皆さんと、明日の陸送の打ち合わせ。
そのあと、シャワーを浴びて、宿の近くのお店で夕食。「中身汁(豚の内臓に薬味としてすりおろしたショウガを加えたスープ)」、旨かったです。

角田

サバニ・ヘンサー・チーム、「帆かけサバニレース in やんばる」参加報告

【4/24(土) 曇り時々晴れ、風強く肌寒い】

・  06:30 起床、07:00 朝食。
気分スッキリ。非日常に身を置いた時の、チョットした高揚感の様なものが・・・

・  08:00 大城造船で陸送準備開始。

・  09:30 サバニ陸送のトラック到着。ヘンサーを手際よく積み込んで、順風(ジュンプウ)、新風(ミイカジ)と共に名護へ向け出発。

・  12:00頃 名護市21世紀の森ビーチに到着。既に到着していた順風の金城さん、順風&新風のメンバーの皆さんにお目にかかり、ご挨拶。
昼食は、やっぱり、すば!

・  13:00~ 順風&新風のメンバーの皆さんに助けていただいて、ヘンサーを浜まで移動。本当にありがとうございました!
ヘンサーの組立&調整開始。今回は、帆の位置を、前回よりも約30cm後方へ移動してみることに。夕方、調整完了。
森さん、金城さんから、「有志による前夜祭」へのお誘いを受け、思わず「よろこんで!」と即答。

・  19:00頃 「有志による前夜祭」へ参加。海想、順風、新風、綾風(アヤカジ)のメンバーの皆さん(50名くらい)と会食。盛会!
途中で、各チームのメンバー紹介もあり、盛り上がりました。でも、泡盛の消費量がハンパじゃないので、ビックリ。
特大ジョッキ大のピッチャーに一升瓶の泡盛と水を入れてグルグルかき混ぜ、めいめいのグラスやジョッキにジャボジャボ注いで、「ハイ、どうぞ~」って、感じ。
明日がレース当日であることを思い出し、一次会でリタイヤ。有志(勇士?)は、さらに懇親を深め、午前3時過ぎに着艇したとか・・・

角田