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青木洋のブログ・ヨットと坐禅



守誠先生を訪ねる

守誠先生は、私が所属する名古屋市立大学22世紀研究所の副所長として国際関係学の研究を続けておられる。それだけでなく、現在もミリオンセラーを生み出している作家として名高い。守先生は長年、わが国を代表する商社の一つに勤務された。在職中には、ベストセラーとなった「華麗なる窓際族」を出版されているので、ご存知の方も多いだろう。

久しぶりにお話を伺って驚いた。82歳になられるのに、前向きな生き方が25年前と何ら変わっておられない。次の研究と著作の準備も進んでいると聞いて驚く。自分も負けてはおれない。お手本にさせていただきたいものだ。

4月11日の月例坐禅会

今月は4名の参加者だ。冷たい夜で体は冷えたが、坐禅にはちょうど良い。終わって書院へ移ると、部屋はすでに石油ストーブで温めてあった。本当にありがたい。ほっとすると同時に冷えた手足に血が通いだすのを感じる。暖かいお茶を3杯もお代わりする。
人が亡くなった時に近親者だけで葬儀を済ますのか、それとも多くの人に知らせるべきか。多くの人が病院で亡くなり、その後の死の儀式を葬儀屋が仕切る現代に、慈眼院の南寿明和尚様は問題意識を持っておられるようだ。
自分の場合はどうか。まだ答えはないが骨壺はすでに用意している。
「青木君、坐禅は死ぬ稽古だよ」小堀南嶺和尚の言葉が脳裏に蘇る。

 

吉野へ花見に

吉野山は冷たい雨だった。しかし沿道は、肩を触れ合うほど込み合っている。3時間の滞在であったが、試食と試飲だけで十分満足となった。西行庵へ行くのは次の機会にする。

「アジア内海」の大航海時代を担った帆船の航海技術

昨年から沖縄で行ってきた調査結果が、名古屋市立大学22世紀研究所から公開された。

論文のタイトルは「アジア内海」の大航海時代を担った帆船の航海技術 です。日本は農業国と考えられてきたが、実は中世からすでに貿易国であった。ヨーロッパの大航海時代以前から、アジア内海では貿易に使われていた帆船の航海技術が、すでに確立されていたのではないか。琉球王国時代の絵図を読み解く調査を通じて、次第に明らかとなってきました。

以下のリンクからダウンロードできますので、ぜひご覧ください。

日本語版
http://id.nii.ac.jp/1124/00000942/
英語版
http://id.nii.ac.jp/1124/00000949/
名古屋市立大学22世紀研究所
http://www.nagoya-cu.ac.jp/2315.htm

asia-inland-sea

ベトナムの古い港町ホイアンへ・1

お正月休みを利用して、ベトナム中部の古い港町であるホイアンを訪ねた。旧市街が世界遺産に登録されて以来、ホイアンは観光地としても名高い。
ホイアンはホーチミンやハノイと同じく、デルタ地帯の河口に形成された港町だ。江戸時代初期には、日本との御朱印船による交易港の一つとして栄えた。当時は日本人町が形成され、600人くらいが住んでいたという。中華街との間に架けられた、日本橋と呼ばれる木造橋が現在も残っている。博物館には日本からもたらされた染付が、多数展示されている。ホイアンから輸出された陶磁器は、焼き締め陶も磁器も安南と呼ばれ茶器として使われた。当時の安南茶器は、現在でも数多く日本に残っている。
遊び半分で博物館を見て回る。ハンネラの水差しも無造作に展示している。
次の日は小型船をチャーターして、河口まで連れていってもらうことにした。シングルプランキングの木造艇だ。エンジンは横型のディーゼルだ。クランクを手動で回せば、一発でかかる。デルタの河口は日本の河川とは水流が全く異なる。川の流れはないかのごとくだ。むしろ潮汐による潮流の影響のほうが強い。上げ潮流を避けるためか、小型船は本流を避けて、脇の水路を4ノットほどで河口へ向けて下っていく。建設中の河口を跨ぐ巨大な橋を越えると、うねりが入ってきだした。ホイアンへの目印である灯台が河口の洲の中ほどに見える。
「もう戻っていいですか」
「はい、戻ってください。ところでここの水深は何メートルですか」
「3mです」
帰途は川の本流を走る。御朱印船の人達と同じ気分になってくる。外海から河口へ入った途端に波はなくなる。当時も入港は嬉しい瞬間だったことだろう。
「ここは何メートルですか」
「2mです」
そのうちホイアンをヨットで訪れることになるだろう。往復3時間かかった。チャーター料は3500円だった。