社会と価値観
- 2010年 1月 1日
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カテゴリー : 社会
米国の友人から、悲しいニュースが届いた。とても心配だ。
カリフォルニアのマリーナ・デルレイから今年の1月23日に出港し、一人で世界一周中のエイビー・サンダーランドがマダガスカル島東のインド洋で6月10日から連絡を絶ったという。
無線機の故障であって欲しいと、願わずにはおれない。
出航前の記事はこちらから。
Marina Del Rey, Calif.,
Abby Sunderland, 16-year-old California girl trying to sail solo around world, feared lost at sea.
守誠先生は現在、名古屋市立大学の教授を務めておられる。しかし大学の先生ではあるが、作家としても名高い。
『華麗なる窓際族』(講談社)をはじめ、ベストセラーになった『英会話・やっぱり・単語』、『通じる・わかる・英会話』『「やり直し英語」成功法』(いずれも講談社文庫)、『世界旅行自由自在 60歳からの英会話入門』(講談社)、『特許の文明史』『失敗につよくなる!─明日がみえてくる不思議な言葉─』(新潮社)、『蓄財の構造』(講談社)、『漂流と定着』(サイマル出版会)など、多数の著作で高名である。今回のご訪問は、神戸新聞のコラムへの取材と言うことであった。
海の5色を表したロゴ
初めてお知り合いとなったのは、まだ先生が商社に在職であった26年前だった。青木ヨットのロゴ・マークを、フランスのデザイン会社であるカレ・ノアール社へ、依頼することになった。守先生のお薦めがあったからだ。デザインは会社の夢を伝えるメッセージだという。カレ・ノアール社の言葉にも納得がいく。そのロゴは今私にとって、さらにかけがえのない存在となっている。
偶然が重なるときは、必然というそうだ。時を同じくしてオーストラリアから、森到さん(写真左側)が、訪ねてこられた。一緒にサバニレースへ出場して、楽しく過ごしたサバニ仲間だ。ご家族をオーストラリアへ残し、岸和田の歯科医院で診療をされるとのことだ。
三人でおしゃべりが弾む。楽しい仲間が増えて、こんなに嬉しい事はない。
田尻漁港の日曜朝市は、とても賑わっていた。出店に並ぶ野菜や魚には、すでに春が訪れている。地物のブロッコリー、がしら、たこが並んでいる。朝まで生きていたものばかりだ。
青木ヨットのオフィスから自動車で約10分、農協が主催する市場がある。一週間に一度、野菜などの食材を買いに行く。野菜の袋にはみな、生産者名が記載されている。おおさかエコ生産物も多いので、安心だ。何よりも生産者が朝収穫して、それを店内に並べている。実に新鮮。しかも値段は大幅に安い。赤カブや地元産のレモンもある。椎茸は原木栽培のを選んだ。
新鮮な野菜だけではなく、果物、お花までおいている。この前きたときには鑞梅を買ったが、もう花が開いたものしか見あたらない。白梅と菜の花を買うことにした。
泉州地方は、食材に恵まれている。魚は田尻漁港、野菜はこーたりーな。料理好きにはたまらない地域だ。
中百舌鳥にある眼鏡店へ出向いた。
3000円めがねと大きく看板が出ている。店内はシンプルだが、すごい数のめがねフレームが、展示されてる。そのすべてに3150円、4200円、5250円などの値札がついている。値札にはレンズ込みとある。すごい。
店の人も親切だ。フレーム選びのために、何本も出してもらって、試着する。ぎらっと銀色に光る、フルリムのチタンフレームを選んだ。レンズは濃い茶色にする。最新の機械で検眼してくれる。度数の決定は丁寧に説明してくれた。
2週間後に受け取りにいった。フレームのフィッティングもよくしてくれる。ずり落ちなくなった。遠近両用のサングラスが、16000円だ。これまでは大手めがねチェーンで作ってもらっていたが、半分以下の価格だ。
10月11日に大阪で開催された日本アドベンチャー・サイクリストクラブ(JACC)30周年記念セレモニーに参加した。
JACCを創設し、アドベンチャー・サイクリストを輩出させてきたのは、現代表を務めている池本元光さんの力が大きい。
池本さんは1968年から4年4ヶ月の歳月をかけて世界5大陸47カ国を走破。日本人として初の自転車世界一周記録を打ち立てた。世界一周に使用した自転車「タルーゼ号」は財団法人自転車センター(関西サイクルスポーツセンター)に永久保存されている。
池本さん自身はその後、自分で冒険的な旅はしておられないようだ。しかしJACCの活動を通じて、サポートしてきたアドベンチャーは数多い。舟津圭三さん、故河野兵市さん、中西大輔さん、エミコ・シールさんなど、著名な後輩たちが続出している。
単なる自転車アドベンチャーと片付けられるかもしれない。しかし彼らの行動は、日本の大きな宝であるといえよう。民間外交としても、勇気を与えるアドベンチャーとしても、元気が失せた日本には希望であり、かけがえのない存在ではないだろうか。
ヨットと自転車という対照的な世界の池本さんと出会ったのは、藤木高嶺先生のご紹介だった。藤木先生は、登山家、探検家、ジャーナリストとしてその業績はよく知られている。
表に出ている先生の行動とともに感銘を受けるのは、アドベンチャーへの暖かな支援である。常に希望と失望の間にさいなまれる冒険者にとって、先生の激励と存在は大きな支えとなる。私もその一人であった。ご自分の立場を活用した、心温まる配慮を今も継続しておられるのには、全く頭が下がる。
0724(ゼロナナニーヨン)の設立総会に、参加させていただきました。南泉州の地域振興を業とする会社です。
会場はだんじりで有名な岸和田の、中心地です。新旧の入り交じったすてきな町並です。参加者の方々はやはり、地元の新旧の方々ですが、相互に暖かく、深いつながりを感じます。これがだんじりを支えている地域のつながりかと、感じ入りました。
歩いて岸和田駅まで戻りましたが、途中には、すてきなワイン・バーが、満席で賑わっていました。次の機会には是非行ってみよう。
単独世界一周最年少記録かどうかは、米国では大きな論争になっているようだ。帆走記録として認めないとするグループが上げている理由は、以下の2点だ。
1.パナマ運河を通ったときや出入港時に、エンジンを使用して走行したことがある。
2.国際セーリング連盟(ISAF)が支持するthe World Speed Sailing Record Council (WSSRC)が認めていないから。
私が所属するASA (American Sailing Association) は、ザックのスポンサーの一員となり、記録の公式認定を行った。
論争の背景には、政治的な立場の違いもあるようだ。私はザックのセーリング記録に、何ら問題ないという立場で、論争に加わっている。
以下のコメントを論争の場となっているサイトへ投稿した。
“Nice job but no sailing record” is absolutely wrong.
It is very sad to read such a wrong, petty and prejudiced article here.
“Nice job but no sailing record” is absolutely wrong. It is a fact that
Zac Sunderland has accomplished the feat of being the youngest solo
circumnavigator on record. The controversy surrounding this
accomplishment is wrong for two main reasons:
1. Authorization
WSSRC is not the authority for all great adventure sailing records as
the name says. Their authority is only valid if people agree and nobody
knows about WSSRC in Japan. Why does Zac’s record have to be authorized
by WSSRC? My record is not recognized by WSSRC. How about Captain Joshua
Slocum or Magellan’s circumnavigation?
2. Diesel propulsion and route
Recalling Magellan and Slocum’s record circumnavigations, they chose
routes and used propulsion methods that would also be disputed by the
WSSRC.
Victoria was towed into Seville to finish her last sail to homeport
against the stream on the Guadalquivir River. The towing boats used
rowing propulsion.
Captain Joshua Slocum also used oars and you can see him on Spray
maneuvering with an oar on page 164 of his book “Sailing alone around
the world.”
I myself also used oar propulsion to leave docks.
How can you say that Magellan’s, Slocum’s and my circumnavigation are
not sailing around the world records? Zac accomplished something very
great and the people who dispute this seem very petty.
Zac Sunderland’s circumnavigation was a great challenge and a remarkable
human achievement. It’s not only that he set a world record of the
youngest solo sailor around the world but Zac shows us in the modern age
how a 17 year man can come to become an accomplished adventurer.
I greatly admire Zac’s great adventure and can relate to the challenge
as a solo circumnavigator in a small sail boat. The bravery he showed us
is a bright star not only in our sailing community but for all of
humanity.
Yoh Aoki
President, ASA Japan
Guinness Book of Records holder, Solo circumnavigation in the smallest
boat, 21 ft Ahodori, 1974